こんにちは。自動売買で資産運用中のシンです。
現在マネースクエアのトラリピと、インヴァスト証券のトライオートFXを運用しています。
10月11日~10月15日の実現損益は
4通貨ペア変則コアレンジャー:1,500円
(年換算+7.8万円)
豪ドル/NZドル&ユーロ/英ポンドダイヤモンド戦略改:6,388円
(年換算+33万円)
合計7,888円でした!
利益はそこそこですが、すごい円安ですね。含み損が一気に増えました。
わたしの設定だとユーロ/円は145円、スイスフラン/円は135円まで同時に上がっても問題ないので慌てるほどではないのですが。
トラリピ・トライオートFXとは?
トラリピはマネースクエアが、トライオートFXはインヴァスト証券がそれぞれ提供するFX自動売買サービスです。
どちらも「リピート系」と呼ばれる自動売買を行うことができます。FXではあるのですが、一般的なイメージの短期で行うハイリスクハイリターンなFX取引ではなく、長期でじっくり行う資産運用です。
トラリピ
為替相場は大半がレンジ相場といわれています。例えば1ドルは現在100~110円程度ですが、ニュースで聞く価格はいつ聞いても大体このあたりだと思います。これは、為替相場はある一定の価格範囲(レンジ)で上下する特性があるためです。
トラリピはこの為替相場の特性を利用し、例えば1ドルの相場が100円の時に新規買い→100.5円に上がったら決済売り→100円に下がったら再び新規買い→・・・のように繰り返す売買を24時間続けます。
人の手で行う裁量トレードと違い感情が入り込まず、チャートにはりつく必要なく自動で取引を行ってくれるので、本業が忙しいサラリーマンでも問題なく運用できます。FXについての特別な知識がなくても他の人の設定を真似するだけで同じ運用成績になるので、本業が忙しくて勉強の時間がとれないというサラリーマンにうってつけです。
わたしは、トラリピの公式ページで公開されている設定をアレンジしたオリジナル設定で運用中です。
トライオートFX
トライオートFXも、トラリピとほぼ同じ自動売買ができます。
FXのリピート系自動売買は他にもいろいろなサービスがあるのですが(トラッキングトレード等)、トラップ間隔(○○円で買うという設定の間隔)と利確値幅(○○円になったら売る)を個別に設定できるのはトラリピとトライオートFXだけです。
トライオートFXにはあらかじめ用意されている好きな通貨ペアとロジックを選ぶだけで稼働できる自動売買セレクトがあるので、面倒な設定の手間がないのもうれしいところ。
自分で設定することもでき、わたしは自動売買セレクトをすこしアレンジした設定で運用しています。
2021年8月から新設定を開始しました。
FXではなく、株式(ETF)の自動売買ができるトライオートETFもあります。こちらの記事で実績を公開しています。
運用中の通貨ペア
トラリピでは
- ユーロ/英ポンド
- 豪ドル/NZドル
を、公式で公開されているダイヤモンド戦略をアレンジしたオリジナル設定で運用しています。取引数量はすべて1000通貨単位で、初期の入金額は160万円です。
通常のダイヤモンド戦略と違うところは
利益値幅が大きいトラリピと小さいトラリピを重ねているところです。
ユーロ/英ポンド設定(ダイヤモンド戦略改)
メインレンジ | コアレンジ | |
---|---|---|
売りレンジ | 0.95905~0.89105 | 0.94005~0.89005 |
買いレンジ | 0.88895~0.82095 | 0.88995~0.83995 |
注文金額(万) | 0.1 | 0.1 |
トラップ本数 | 35 | 26 |
トラップ値幅 | 0.002 (20pips) | 0.002 (20pips) |
利益値幅 | 0.006 (60pips) | 0.002 (20pips) |
決済トレール | なし | なし |
豪ドル/NZドル設定(ダイヤモンド戦略改)
メインレンジ | コアレンジ1 | コアレンジ2 | コアレンジ3 | |
---|---|---|---|---|
売りレンジ | 1.13905~1.07105 | 1.12005~1.07005 | 1.09555~1.07055 | – |
買いレンジ | 1.06895~1.00095 | 1.06995~1.01995 | 1.06945~1.04445 | 1.04345~1.02045 |
注文金額(万) | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
トラップ本数 | 35 | 26 | 26 | 26 |
トラップ値幅 | 0.002 (20pips) | 0.002 (20pips) | 0.001 (10pips) | 0.001 (10pips) |
利益値幅 | 0.0050 (50pips) | 0.0015 (15pips) | 0.0015 (15pips) | 0.0300 (300pips) |
決済トレール | あり | なし | なし | あり |
トライオートFXではハーフロジックを以前運用していましたが
スワップ支払いが嫌だったので撤退し、新戦略を始めました。
主な運用履歴
2020/7/1:米ドル/円、スイスフラン/円、ユーロ/英ポンド、豪ドル/NZドルの4ペアを推奨証拠金の約1.5倍の100万円で運用開始。
2020/11/16:豪ドル/NZドルを停止させトラリピに引っ越し、トラリピに60万円入金。トライオートFXのユーロ/英ポンドを新設定に変更。(追加入金なし)
2021/5/9:トライオートFXのユーロ/英ポンドを停止してトラリピに引っ越し(トラリピに100万円追加入金)
2021/7/26:トライオートFXのハーフロジックから撤退・損切り、トライオートFXに追加入金し200万円で新設定を開始
通貨ペアごとの実績
4通貨ペア変則コアレンジャー
今週の実現損益 | 評価損益 | 通算実現損益 | 実質損益 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円買い | 0 | 0 | 12065 | 12065 |
カナダドル/円買い | 1500 | 0 | 32133 | 32133 |
ユーロ/円売り | 0 | -54756 | 19859 | -34897 |
スイスフラン/円売り | 0 | -77185 | 10408 | -66777 |
合計 | 1500 | -131941 | 74465 | -57476 |

ダイヤモンド戦略改
今週の実現損益 | 評価損益 | 通算実現損益 | 実質損益 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/NZドル | 6083 | -26044 | 91751 | 65707 |
ユーロ/英ポンド | 305 | -53492 | 31125 | -22367 |
合計 | 6388 | -79536 | 122876 | 43340 |

実現損益:実際に決済した損益(為替差損益 + スワップ損益)
通算実現損益:今までの実現損益の合計
評価損益(含み損益):保有中のポジションの評価額=全ポジション決済時の損益
実質損益:通算損益+評価損益
10/11週は実現損益7,888円でした!
戦略別では
4通貨ペア変則コアレンジャー:1,500円
(年換算+7.8万円)
豪ドル/NZドル&ユーロ/英ポンドダイヤモンド戦略改:6,388円
(年換算+33万円)
となりました。
今週は年換算+40万円でそこそこの利益でしたが、すごい勢いで円安が進んでいますね。
ユーロ/円とスイスフラン/円の含み損が一気に増えました。
含み損は増えていますが、わたしの設定で200万円運用ならユーロ/円は145円、スイスフラン/円は135円まで同時に到達してもロスカットにならないので特に慌てる必要は無いです。
4通貨ペア運用ですが、買いの2ペアはレンジアウトでポジションも含み損も0なので余裕があります。
ただ、やはりトラリピ系自動売買の宿命として今週のようにトレンドが発生すると弱いですね。
逆張りなので、フォロー方向に動いたカナダドル/円は決済がありましたが逆方向のユーロ・フラン/円は決済がありませんでした。
ということで、最近はトレンドフォロー(順張り)で自動売買を行うEAを自作して動かしています。
今週はわかりやすいトレンド相場だったので+1万円の確定損益でしたが、もし安定してこのくらい利益が出せるまで仕上がったら記事にしようと思います。
トラリピの方は今週も豪ドル/NZドルが活躍しています。
今週は160万円に対する年利換算で約20%なので、豪ドル/NZドルだけを80万円運用なら年利換算40%です。すごいパフォーマンスですね。
豪ドル/NZドルは週末にかけて下落してきたので、先週書いたように裁量で押し目買いチャンスかもしれません。
いつも今回みたいに予想通りに動いてくれれば良いんですけどね。
トラリピもトライオートFXも、レバレッジをかけている以上リスク管理が重要ですので、運用前にしっかりリスク計算しておきましょう。
今までの合計損益

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