こんにちは。自動売買で資産運用しているシンです。
現在、自動売買で210万円を入金して運用中です。2021年3月のFX・ETF自動売買による実現損益は+61,197円でした!
3月も2月に続き低ボラティリティで自動売買的には苦しい展開でした。しかし今月はトライオートETFが大きく稼いでくれて、2月の利益を上回りました。
現在までの運用実績
運用中の自動売買の、現在までの実績です。
21年3月の実現損益 | 通算実現損益 | 評価損益(月末時点) | 実質損益 | |
トライオートFX | 20,132円 | 303,824円 | -256,950円 | 46,874円 |
トライオートETF | 31,251円 | 263,352円 | -41,872円 | 221,480円 |
トラリピ | 9,814円 | 48,635円 | -13,611円 | 35,024円 |
合計 | 61,197円 | 615,881円 | -312,433円 | 303,378円 |
実現損益:売買による損益+スワップ損益(FX)or金利等調整額(ETF)
評価損益:保有ポジションの評価額(1月末時点)
実質損益:実現損益+評価損益

現在、トライオートFXで100万円、トライオートETFで50万円、トラリピで60万円の、合計210万円を運用しています。
トライオートFXは「ハーフ」を2通貨ペアとユーロ/英ポンドのオリジナル設定、トライオートETFは「ナスダック100トリプル」、トラリピは豪ドル/NZドルをハーフ&ハーフで運用中です。
3月の実現損益は、入金額に対する年利換算がトライオートFXは24.2%、トライオートETFは75.0%、トラリピは19.6%で、合計の実現損益は61,197円となりました。
3月も低ボラティリティ相場でFX自動売買は苦しい展開でしたが、ナスダック100トリプルのトライオートETFが大きく利益を上げました。
トライオートETFで運用中のナスダック100トリプルは、3月は上値が重い展開で上昇しては下落を繰り返し、最高値までの回復は遠い道のりとなっています。
しかし、自動売買ではこの動きが非常に合っていて、最高値を更新した2月よりも上値が重い3月の方が大きな利益となっています。

2月は最高値更新はしましたが、じわじわ上昇したのとすぐに下落したことが重なりそこまで利益を伸ばせなかったようです。3月は何度も窓開け上昇があったこと、下落後の上昇幅が大きかったことで大きな利益になりました。
その場で上下しているだけなのに利益が積み重なっていくのは自動売買ならではです。50万円分現物買いだと上下しているだけでは利益になりませんからね。安値で買って高値で売るのは手動だと大変です。
トラリピは豪ドル/NZドルペア単独で、2月は月1万円を超えることができましたが、3月はわずかに足りませんでした。ですが、現在の設定を始めた1月から平均すると約月1万円の利益なので目標達成です。4月もこの調子で単独1万円を達成してほしいですね。
トラリピの豪ドル/NZドルは、スワップ0/0キャンペーン中でマイナススワップがないのもかなりありがたいです。トライオートFXの3月のスワップ損益は-4293円なので、低ボラティリティ相場では結構痛いです。これが0になるのだから偉大です。
2021年になり3か月が過ぎましたが、今のところ資金効率でいえばトライオートETFがずば抜けていますね。わたしは資金を分散させていますが、とにかく利益を追求したい方はトライオートETFと、スワップ0/0キャンペーン中のトラリピの豪ドル/NZドルに集中させても良いかもしれないですね。
評価損益は決済しない限り損益確定しないので、実現損益で計算しています。不動産投資のイメージでいえば投資元本は不動産の購入資金、実現損益が家賃収入ですね。
また、実現損益(利益)は出金すると運用開始時と同じリスクになります。入金したままなら追加の証拠金になるので、実現損益が増えていくほど運用開始時よりもリスクが下がっていきます。
一般的に資産運用の年利目標は10%が目安です。投資の神様と言われているウォーレン・バフェット氏が年利平均約20%なので、これを超える年利の資産運用は相応のリスクがあると言えます。
わたしは損失が出たとしても本業の収入があるので、リスクをとってます。生活に必要な資金には手を付けないようにしましょう。
運用中の自動売買について
現在のメインは、トラリピ、トライオートETF、トライオートFXです。
トラリピ
トラリピはマネースクエアが提供するFXの自動売買サービスで、リピート系と呼ばれる自動売買を行うことができます。
FXのリピート系自動売買は裁量トレードと違い相場を読む必要がなく、チャートにはりつく必要もないので忙しいサラリーマンと相性がいいです。
トラリピはリピート系自動売買の仕組みのひとつとして今では一般的な用語になっていますが、実はマネースクエアが特許を取得しているシステムなので、安心感をとるならトラリピが良いですね。
今までは運用できる通貨ペアがクロス円、ドルストレートペアに偏っていたので運用していなかったのですが、2020年9月末に豪ドル/NZドルペアが追加されたことをきっかけに運用開始しました。
現在は豪ドル/NZドルペアをハーフ&ハーフ戦略で運用しています。通常のハーフ&ハーフではなく、トラップ間隔20pipsのハーフ&ハーフを2つ重ね、コアレンジでは10pips間隔となるようにしています。公式でダイヤモンド戦略と呼ばれている戦略の変形です。
さらに1月の途中から、コアレンジにもう一つハーフ&ハーフを重ねて、5pips間隔になるようにしました。これで、中央からトラップ間隔が5、10、20pipsの順で広くなるようになっています。
利益金額は相場の状況に合わせて変更するのが最も良いですが、手間がかかります。そこで、片方を6.5NZ、もう片方を2.5NZドルとすることで、設定変更することなく大きい値動きと小さい値動きの両方を追えるようにしています。
また、2つ目のコアレンジは利益金額を毎週変更して、利益増を狙っています。バックテストの結果を参考に決めるのですが、あくまでも過去の結果なので変更しない方が良い場合もあるかもしれません。
あと、トラップの位置を0.00005NZドルずらしました。トラリピだと、どうもキリのいい数字だと多くの人が同じ位置にトラップを仕掛けているせいか、手前で留まってしまうことが多くあったので。
※1月の途中でメインレンジの利益金額を6NZドルから6.5NZドルに、コアレンジの利益金額を2NZドルから2.5NZドルに変更しました。
運用中通貨ペアの設定値(取引数量1000通貨単位)
豪ドル/NZドル (メインレンジ) | 豪ドル/NZドル (コアレンジ) | 豪ドル/NZドル (コアレンジ2) | |
売りレンジ | 1.13905~ 1.07105NZドル | 1.12005~ 1.07005NZドル | 1.09555~ 1.07055NZドル |
買いレンジ | 1.06895~ 1.00095NZドル | 1.06995~ 1.01995NZドル | 1.06945~ 1.04445NZドル |
売り注文本数 | 35本 | 26本 | 26本 |
買い注文本数 | 35本 | 26本 | 26本 |
ポジション間隔 | 20pips | 20pips | 10pips |
利確幅(利益金額) | 65pips (6.5NZドル) | 25pips (2.5NZドル) | 10pips (3月末時点、毎週変更) |
決済トレール | なし | なし | なし |

トライオートETF
トライオートETFとは、インヴァスト証券のETF(上場投資信託)自動売買サービスです。
株式売買を行おうとすると、日本株は平日昼、アメリカ株は平日夜に行わなければならないのでサラリーマンには大変ですが、トライオートETFは自動売買プログラムの中から好きなものを選ぶだけで自動で取引を行ってくれます。
特に注目なのがナスダック100トリプルで、激しく上下しながらも右肩上がりのチャートになっているため自動売買と相性が抜群です。
以前はナスダック100トリプル_ヘッジャーという自動売買ロジックを運用していましたが、最近レンジ相場が続いていたのでトラリピ式設定に切り替えました。含み損を抑えるために、少々手間ですが前日終値に合わせてレンジを変更していく運用方法としています。
設定は毎週の損益報告の記事で紹介しています。
トライオートFX
トライオートFXはトラリピと同じくFXの自動売買サービスで、リピート系と呼ばれる自動売買を行うことができます。
わたしは米ドル/円、スイスフラン/円、ユーロ/英ポンドの3つの通貨ペアを、100万円の入金額で運用しています。以前は豪ドル/NZドルも運用していましたが、トライオートFXでは停止させトラリピに引っ越ししました。
トライオートETFとトライオートFXのどちらも自動売買セレクトというあらかじめ用意されたロジックがあるので、ここから好きなロジックを選ぶだけで運用開始できます。
自分で設定を変えることもできます。わたしは米ドル/円、スイスフラン/円は自動売買セレクト(2021年2月以前の旧設定)、ユーロ/英ポンドはビルダー機能で作成したオリジナル設定(トラリピのダイヤモンド戦略の変形)で運用中です。詳しい設定は下記の記事で紹介しています。
自動売買ですので、設定をコピーすればわたしとほぼ同じ成績になります。どうぞご参考に。
HEYBIT(ヘイビット)
珍しい仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム等)の自動売買サービスです。
利益は現物買いの5分の1ですが、ドローダウンは7分の1でリスクを抑えられ安定した運用ができていたのですが、無料のHEYBIT Freeがサービス終了してしまいました・・・
有料のプレミアムは利用できますが、正直有料の自動売買を行うくらいなら積み立てで良いと思います。ドルコスト平均法で積み立てれば、短期的には損失になっても、長期で見れば高い確率で利益になります。しかも、自動売買同様にいつ始めても結果に大きく影響しません。
手動で積み立てても良いですが、上昇中は良くても暴落中に手動で積み立てるのはなかなか難しいので、自動で積み立てできるサービス(コインチェックつみたて等)をおすすめします。上昇志向のビットコイン(とイーサリアム)なら、自動積み立てを設定してあとは気絶しておけば利益になっているはずです。
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